ヴェルツでよく使う言葉で、サッカーを始めたばかりでわからない子供や保護者の方に向けて、用語の解説をします。
今回は、「コントロール」。
コントロールは、サッカーでは主に「ボールをコントロール」という意味で使われます。
さらに、相手や自分の「チームの体勢をコントロール」という意味で使われています。
なんとなく理解できる言葉でも実は、コーチ側は様々な意図や目的を持ってコーチングしています。特にこのコントロールは、ヴェルツでは重要な言葉として位置付けています。
日本では昔からボールをコントロールすることを、「トラップ」という言葉を使います。もちろんこれは、日本だけで使われる日本サッカー和製英語です。本来は、「罠(わな)」という意味ですが、多くのサッカー現場では「ボールを止める」という意味で使用されます。
ヴェルツでは「ボールを止めることプレーは、コントロールの一つ」として位置付けています。その場で止めることもあれば、相手や状況、状態によって、すべての方向にボールを持ちだしてコントロールしなければいけないため、「ボールを止める=トラップ」という認識を幼少期に伝えることはありません。
ヴェルツでは幼少期の言葉は、大きくなっても使われる言語として、注意して使用しています。「そういえば、ヴェルツではコーチではトラップって誰も言わない!」と思った方もいるでしょう。
*実際に英語を使用する国では、「トラップ」では当然通用しません。コントロールという言葉を使用しています。
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