ヴェルツトレーニングはどう作られているの?
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POST コーチ日記

ヴェルツトレーニングはどう作られているの?

ヴェルツのトレーニングプログラムは、どのように作られているのでしょうか?


専門的な言葉や練習を見ただけでは、練習の意図や練習の構造はもちろん理解できません。

しかしヴェルツでは、それでも配信を続ける理由があります。


そんな疑問を感じた会員の方からのご質問に、回答していきたいと思います。



ヴェルツでは、練習プログラムをしっかりと各コーチが計画を立てて、当日の練習に臨みます。練習の計画は、ヴェルツにとってとても重要であり、子供の成長に大きな影響を及ぼします。


また、各コーチのトレーニングプログラム作成だけでは、一貫した指導は期待できません。それでは、ヴェルツの練習について、少しご説明していきたいと思います。



その1 - 日々の成長


子どものプレーヤーとしての成長は、コーチと子供だけで作られるものではありません。

当然、学校やおうちでの文化や背景は大きな影響があります。

そのため、保護者の方のサポートや応援はもっとも重要です。


しかし実際には子供のために、スクールの時間も仕事をしていたり、スクールの時間に用事を済ませなければいけなかったりすることがほとんどです。

そんな保護者の方のために、ヴェルツとしてできることは練習の内容や様子を配信することです。


少しでもおうちで練習の様子をみながら、家族で会話ができる環境をヴェルツではお手伝いできればと考えています。


その2 - ヴェルツの理念


トレーニングを計画する上で、最初に考えなければいけないのは練習のメニューではありません。ヴェルツ全体としての理念です。

ヴェルツでは、世界を身近に感じながら成長できる、ドイツメソッドを採用して、サッカーの環境設計を大切にしています。


その環境設計の中で、われわれは本質的に「楽しいサッカー」を指針にしています。

楽しさと言っても、年齢や性格、チームの特徴によって楽しみ方は異なります。


各コーチにも子供と同じように特徴はありますが、それぞれ異なるトレーニングを行ってしまうと、ヴェルツ全体としての一貫した指導が失われます。

われわれヴェルツはこうした理念をベースに置いて、理念の共有をすることからスタートしています。




その3 - 分析とキーポイント


チームを分析することが、練習の決め手となります。


サッカーの練習は、選手が中心になります。なんとなくの練習を当てはめても、子供は成長しません。


一つ例に挙げると、確かにある一定の型にはめて、戦い方を教えると子供は一気に成長します。しかし、一定の型はサッカーのように次々と変わる状況や状態では、時に子供たちの脳を一瞬でフリーズ(動かない状態)させてしまいます。

子供たちが自分でいくつかの選択肢から判断し、決断し、実行するプロセスが必要になります。


大事になるのは、チームの色や選手各々の特徴や性格をしっかりと把握し、試合の中から次の練習プログラムを発見、改善することです。次の練習のテーマを掲げ、いくつかのキーポイントを決定していきます。


それらをヴェルツの理念を基にした、メソッドや原理原則を使って練習プログラムの方向性を決定していきます。



その4 - トレーニングの内容


同じように見える練習も、実は練習のテーマによって全く異なります。

コートのサイズや形、時間配分、強度、難易度、反復性、方向性、連続性、タッチ数、コーチング、安全性、ルール、練習場所の状態など様々な注意点を考慮して練習の内容を作成します。


実は練習プログラムは、非常に複雑に設計されています。それを子供たちに合わせて、指導ができるように、担当コーチが設計しています。





その5 - さいごに


ヴェルツが練習プログラムを共有しているのは、保護者の方に練習を理解して頂くためのものではありません。


ヴェルツの保護者の方々には、いつも信頼と信用をもってお子様を預けて下さっています。

お子さまでも保護者の方でも、練習に疑問を感じたり、練習の意図をしりたかったり、「どうしたらできるのか?」または「どうしてできないのか?」、そんな不安や不満もコーチが受け止められるよう、今後も日々勉強して、共有を行っていければと思います。


ご不明な点がございましたら、いつでもお気軽にLINEでご連絡下さい。





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