「うちの子は集中力なくて、いつも迷惑かけてすいません。」
「すぐに座ってしまって、邪魔になってませんか?」
お子さんがサッカーが大好きで通っているサッカースクール。スクールの中で成長してほしい気持ちと他の子に迷惑をかけるのではないかと、心配な部分はありますよね。
集中力、我慢強さ、協調性や自律性など、お子様の成長を願う保護者の方はたくさんいます。
集中力が続かなかったり、皆と同じことができないと、コーチやほかの生徒に申し訳ないと思う方もいらっしゃるようです。
今回は、そんな保護者の方にヴェルツからメッセージを送ります。
結論、
年代や性格で、きないことはあります。それは、子供の特徴でもあります。スクールでは、できる(た)ことを認めてあげて下さい。
大人になれば当たり前のことでも、特に年齢が低いお子様はできないことがたくさんあります。サッカースクールは、サードプレイスです。学校や園とお家とは異なる場所での環境ではまず、自分のテリトリー(領域)を作るのに時間と力が必要になります。
サッカースクールでは、それらを養う場所でもあります。
早く成長してほしいと願うことは良くない?
コーチ自身、スクールに通うお子様の成長をサポートし、成長してほしいと願っています。そのために、どういった練習と声変えを組み合わせる必要があるのかを、常に考えています。特に、スクールではおうちにいる時間や学校にいる時間と比べると、どうしても接する時間は少なくなります。
ヴェルツのコーチは、サッカーを通して「お子様を全力でサポートをしたい!成長してもらいたい!」と願っている身でもあります。
これまで長く指導をしていたコーチの経験をもとに、お子様のスクール内での心の変化を少し共有したいと思います。
1. 見守る
9歳までは運動機能を養いながら、最も身体が成長する12歳までのゴールデンエイジ期に備える必要になります。 身体的要素だけでなく、サッカーを始めたばかりの子は普段使わない足を使うことで神経系の発達や脳機能の発達が起こり、グループで練習をおこなったりすることで協調性も必要になり、さらに身体的機能に技術を組み合わせる必要があります。 新しい環境での精神的安定やストレス耐性(慣れ)も、必要になります。
時間が掛かります。 こうした、心と身体、精神的な発達とそのバランスの整理に、約3ヶ月が必要になります。大人も同じように、筋肉の細胞なども約3ヶ月周期で入れ替わると言われています。
運動機能・精神・技術の発達とそのバランスが整うまで時間だけでなく、少なからずお子さまにもストレスがかかります。保護者の方にはそのストレスを発見し、お子様の成長を一緒に見守って頂けたら嬉しいです。
2. 理解する
こうして日々、新たな技術を獲得したり、無意識のうちに身体が大きくなっていったりすることで、新しい精神力が身についてきます。
実際にヴェルツに通い始める方の多くは、「集中力を高めてあげたい!」「協調性を育んでほしい!」「強いメンタルを持ってほしい!」といった、保護者の方の想いを受けながらお子さまも練習に励んでいます。
できないことができるようになったり、失敗をたくさんしたり、悔しい想いをしたり、チームメイトと一緒に喜びを分かち合ったりすることで、お子さんも少しずつ精神力が付いてきます。
ヴェルツでは、長いコーチング経験をもつプロがそれらをしっかりと育んでいけるよう、日々子供たちと向き合っています。
ただ最も大事なのは、保護者の存在です。
保護者の方に認められることで、見てもらえている安心感を得たり、挑戦しようとするモチベーションを蓄え、ストレスの緩和を無意識に子供たちはしています。
お子様の成長を急ぐことはしてはいけないものの、コーチも含めてどうしても期待はしてしまいます。ヴェルツのコーチは、期待すること以上に、挑戦することや失敗すること、成長することを認めることを大切にしています。
3. 一緒にお子さんをサポートする
ヴェルツがお子さまと一緒に時間を過ごせるのは、おうちの時間や学校や園の時間と比べると、どうしても少ないのが現状です。
日々、保護者の方は子育てに悩みや苦労を重ねています。お子さまにとっては、保護者の方が一番の味方です。ヴェルツは、それを応援する立場です。
ただコーチは、先生や親御さんとは異なる立場での大人です。
先生や保護者とはまた異なるお子さんへの印象や強みなどを、異なる観点から理解していることがあります。
ヴェルツが持つ意見や想いを保護者の方に共有することで、成長を助けることができると信じています。ヴェルツでは、保護者からの質問や意見を歓迎しています。
共に、お子さんをサポートして、成長を一緒に応援しましょう。
ぜひ、いつでもお声掛けください。
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