夏は熱中症や疲労、怪我など、おこさまにとって様々な不安がありますよね。サッカーを通して成長してもらいたいという気持ちと、安全に楽しんでほしいという気持ちが保護者の方の強い気持ちだと思います。
特に夏の時期は、大切なお子様の体調を守るために、プロクラブでも行っているコンディショニングをご紹介したいと思います。
お子さんの疲労度を、3つの目線で見える化することで、異変に気付きやすくなります。
を、ヴェルツは推奨しています。

疲労を見える化する
トレーニングは、負荷と回復がセットになります。パフォーマンスを上げるためにも、怪我や病気にならないためにも、コンディションを整えることが大切です。
1. 3者目線で疲労度を見える化
プロはピーキングと呼ばれる、標準を合わせてコンディショニングを行っています。同時に、毎日RPE(Rate of perceived exertion) と呼ばれる、その日の運動レベルを選手の体感で1~10で表記して、選手の練習の体感レベルを見える化しています。
お子さまの疲労度も、見える化しておくことでスポーツをし過ぎたりすることで起きる怪我予防や、お子様の体調を管理することができます。
①お子様自身
②親御さんの目線
③コーチ目線
お子さまの場合は、スポーツをしている日かどうかでは関係なく、夏場は特に毎日の体調を管理することが大切です。
小 1・・・・5・・・・10 大
朝、または夜、どちらでもよいので、常に体調レベルを10段階で表示しておくことをおススメします。お子さん自身の体感だけでなく、保護者がお子さんを見て、感じた疲労度を表記しておくことも大切です。
毎日のように練習をするお子様は、特にリスクも隣り合わせです。可能であれば、コーチが目標としている運動の強度レベルを1~10で聞いておくとより良いと思います。
2. 数字の見かた
毎日の疲労度が、8以上が続いていると危険リスクが高くなります。平均値が4~7に位置していると、バランスが取れている状態です。同時に、3者の数字が各々毎日全く異なる場合も、異変に気付くヒントになります。
3. コンディショニングシートをダウンロード

万が一、異変を感じた時には思い切って休むことを心がけてください。
コンディショニングでパフォーマンスを上げていきたいと思っている親御さんは、お子さんが体調が良い時の数字を把握して、その数字を試合日に持っていく(ピーキング)ことで、より良いパフォーマンスを発揮することができます。